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133.趣味と転売の話

皆さんこんにちは。

今回は私の趣味の話です。私の数少ない趣味の1つがバスケットボールです。競技をするのも観るのも大好きです。同じ趣味の方がいれば是非語り合いましょう!

学生時代は汗と涙を流しながらシュートを打ち続けた日々ですが、大人になってからは汗水流して稼いだお金で鉛の球をシュートし続けています…。冗談はさておき、バスケットボールという趣味が派生しここ数年はバスケットシューズやスニーカーをコレクションするのもハマっております。今回はスニーカーと転売ヤーの話です。

現在ではよく耳にする転売ヤー。PS5やプラモデル、コロナ禍初期にはマスクや、トイレットペーパーといった物まで転売により市場では入手が難しい時期もありましたが転売といえばスニーカーではないでしょうか。1990年代、NBAやマイケルジョーダンの人気に伴いバスケット文化をファッションに取り入ていた時代に、当時人気のあったエアジョーダンやエアマックスといったスニーカーは粗悪な偽物が出回り、時には履いているものを強奪し転売されていたという話も聞きます。

過去に比べると悪質な状況ではないかもしれませんが、現代でもスニーカー市場は転売ヤーにとっておいしい市場です。私はスニーカーを購入するときは基本的にメーカーの公式サイトからネット注文しますが、人気のモデルだと販売開始1分で売り切れは当然。ネットの込み具合によってはサイトにアクセス出来ないということもありました。泣く泣く売り切れ画面から退去しフリマアプリを覗くと、先ほど売り切れたシューズがごっそりとプレミアム価格で販売されている様は既に何度も経験しましたが、いつ見ても怒りと悲しみがこみ上げてきます。

ついつい感情に任せて怒りたくなりますが私も卸売業で働く者としてしっかりと転売の何が問題なのかを考えてみました。

結論としては、市場の混乱を招くことではないかと考えます!

欲しいものが適正な価格で購入できない。過度な買い占めによりあたかも売れ筋であるかのように消費者を煽る。必要量以上に購入し市場の需要と供給のバランスを乱す。これら全てを含めて市場を混乱させるというのが私の出した結論です。転売ヤーと私たち卸売業との違いは消費者に対しての商品と情報の供給、メーカーや商社との連携によるロット数の確保や適正な価格の設定など、モノの売り買いに付加価値を産めるか否かにあると思います。スニーカーや趣味の市場で転売ヤーが蔓延るのは仕方のない側面もありますが、マスクやトイレットペーパーといった生活用品への介入は由々しき問題です。皆さんも転売に負けず、また転売ヤーにならないように気を付けましょう!誤った情報による買い占めは転売ヤーへの第一歩です!

最後に転売ヤーとの競争に競り勝ち手に入れた私のコレクションの紹介です。

こちらは、2020年にヘリコプター事故で亡くなったNBAのスター、コービー・ブライアント選手の復刻モデルです。転売の影響もあり今後復刻することはないとのこと…泣

続きまして、こちらはつい先日発売したばかりのモデルです。NBAの現役スター選手、ステフィン・カリー選手の最新シューズです。セサミストリートとコラボしたシューズで、エルモをイメージした配色です。

まだまだ自宅にはシューズケースが山積みですがご紹介はまたの機会に!

 

札幌営業所F

 

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