最近は畑の様子を見るのにも衛星画像を使うことが多くなってきています。衛星を使ったサービスと言えば有名なところではGoogleが提供しているGoogle Mapなどはみなさんがよく利用されていると思います。Google Mapを使えば部屋にいながらにして世界中を見て回ることだってできてしまいます。しかし、Google Mapの画像は地域によっては「こりゃ一体いつの画像だ？」と思うような古い画像が表示されたりして、今の状況をうかがい知ることはできません。

ところが、地球の周りを回っている衛星たちは今この瞬間にも世界中の地表の様子をパシャパシャ撮影し、そのデータを送り続けています。そして、この最新のデータは意外と簡単に見ることが出来たりします。

2022年4月12日の札幌近郊の様子

この画像は欧州連合（ＥＵ）の環境監視・安全保障プログラム「コペルニクス計画」の一環で打ち上げた衛星「センチネル２Ａ」の画像です。「センチネル２Ａ」の画像は同一地点のデータを5日周期で更新していて、無料で公開されています。これを利用すると今起きている戦争の様子だって見ることが出来てしまいます。（ただし操作は全部英語）

2022年3月24日の大型揚陸艦撃沈の様子

衛星画像で確認すると今報じられているニュースが本当なのかどうかを判断する材料にもなります。何事も事実確認は大事ですね。

KK