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181.にゃん友

コロナ禍になり早3年が経ちました。

色々な流行りが変わりましたが、おうちタイムが多くなった昨今。
家での時間を楽しみたい、充実させたいという考えでペットを飼う方が急増しました。

そして密かに(密かではないかも)猫ブームが訪れています。
猫を飼い始める方の中でも、様々な理由により保護された猫(保護猫)を引き取る方が増えています。

なにゆえこんな話を?というと実はわたくし、5年ほど前から休日は札幌の非営利型社団法人の保護猫団体でボランティア活動をしています!

(↑保護された子猫)

保護猫ボランティアの役割は、預かり担当、子猫育成担当、成猫が人馴れするまでの預かり担当、猫カフェお掃除お世話係、猫カフェホールスタッフ、里親様へのお届け担当と多岐に渡っています。(私が登録している所の場合)

私は主に、お掃除お世話係、里親様へのお届け担当を行ってます。
お届け担当は、猫を楽しみに待っていた子供達の笑顔を見るのと、幸せになる保護猫達を想像するのがやりがいです。

(↑お届け中の子猫)

保護された猫は、
子猫の場合、3ヶ月まで育てられ
成猫の場合、人馴れするまで預かり担当で飼育され
経営している猫カフェにてお見合いを行なって、希望の方を面接、審査して飼育する里親様が決められています。

(↑カフェ看板方の元保護猫ソルくん)

保護猫とは、実は気軽に引き取れるワケではなく、厳正な審査の結果、里親様が決められます。
※人柄、家族構成、年齢、住居等を考慮

猫の性格も様々で、一人っ子が向いている、先住猫がいる方が向いている等も考慮され、見合う家庭に采配しています。

そして里親様には以下の事が義務付けされています。

①去勢、避妊手術
②マイクロチップの登録
③完全室内飼育(脱走対策)
④定期的な状況報告
⑤ワクチン接種

保護猫はペットショップより比較的安価に引き取れますが、かなりハードルが高いんです!
(私の環境条件では飼わせてもらえません笑)
その理由は、せっかく劣悪な環境から保護した猫たちが、また不幸な猫生を送らないように、という想いが強く込められています。

(↑里親様に譲渡後、幸せになった保護猫)

(↑1枚目と同じ猫、里親様譲渡後)

ひと昔前から比べれば、保健所に引き取られ、処分される犬猫は保護活動団体の成果も大きくかなり減りました。
だいぶ見かけなくなりましたよね?

しかし、陰ながら未だに多くの犬猫が処分され続けています。
保護猫の数は年々増え、高齢で面倒がみれなくなったり、金銭問題で避妊をせず多頭飼育崩壊が起きる案件も増えています。

かわいそう!
とノラ猫、ノラ犬にエサをあげる事は、実は野良繁殖の手伝いをし、更に不幸な犬猫を作ってしまう可能性があります。
野良動物へのエサやりは絶対にやめましょう!

猫ハラスメント失礼しましたー

サンフーズの猫好きおじさんより

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