219・ぶらりオヤジ散歩(発見!)
ある日曜日、北海道大学の銀杏並木を見ながらウォーキングしてきました。
10月下旬は北大の恒例の秋祭り「金葉祭」が開催されます。
何度か足を運んだことがありますが、夜のライトアップされた銀杏並木は圧巻です。
2023/10/22 今年は未だ緑が強いです
今年は夏季の気温が影響しているのか、北大の紅葉も遅れている様子でしたが札幌中心部で自然の中を
ウォーキングできる貴重な場所となっており多くの人で賑わっていました。
北大構内で私のおすすめは「総合博物館」と「第二農場」です。
博物館は北大の様々な研究資料や設備が展示されており、空いていることとカフェが併設されているのでゆっくり鑑賞することができます。
ウオーキング途中でお約束の北大牛乳で作るジェラートアイスでエネルギーチャージして
いざ、第二農場へ!
続いてのおすすめは、重要文化財「札幌農学校第2農場」の博物館?的なエリアです。
何度も訪れているところではありますが、コロナ禍で展示室への入場ができなかったため
久しぶりに入ってみました。
クラークさんが酪農家一戸の模範農場として明治9年に開設されたようです。
内部は修復されていますが牛舎のレプリカとトラクターの旧車が展示されています。
自動車に携わる者として、わくわくする展示室なのです。
そのなかで、今日はじめて気づいたことがありました。
日本最古の農業用動力機械が展示してあったのですが、よく見てみると
そのうちの一つは弊社取り扱いの機械だったのです!
一番右が弊社取り扱い農業用動力機械
そして展示案内板にはこんなことが書いてありました。1行目をよく見てください。
そう 日本で最初に農業用動力を導入し、普及に努めたのが実は弊社なのです。
1915年(大正4年)に弊社がアメリカから農業用機械を導入したのが日本農業の動力機械化の始まりと言われています。
これらの機械は写真でしか見たことがなく現存していないと思っていました。しかしまさか現存し、北大に展示してあるとは驚きました。
ちなみに弊社は札幌で現存する石油業としても最古参であり、大正15年から石油製品を販売しています。
歴史ある機械を目にし「これからの農業は機械化だ」そしてそのための「燃料が必要だ」と先人たちの革新と努力を惜しまない姿勢と農業への熱い思いを改めて感じさせらました。
そして整備に携わる者として「整備士魂」が湧きあがる日となりました!
今回、紹介させてもらった施設はいずれも入館無料で観光客もいなくて穴場的存在です。
興味のある方はぜひ訪れてみてください。
石油商事部 M