290・ひと冬の里親体験
昨年入社した北海道サンフーズのNです。
我が家で初めての“里親体験”。といっても、アゲハチョウの、です!
昨年秋、実家の畑のニンジンの葉にキアゲハの幼虫がいると聞き
「育ててみたい!」と興味津々の子どもたち。
じゃあ挑戦してみようということになり、いざ飼育開始。
が、捕まえてきたはいいものの、蝶の成長なんて絵本の「はらぺこあおむし」程度の知識しか無い・・・
急いでインターネットや動画サイトで飼育方法を調べまくりました。
飼育を始めて数日後、感心するほどに教科書通りの成長過程を経て、無事サナギに。
室内だとすぐに羽化してしまう恐れがあるため、外とほぼ同じ気温の車庫に飼育ケースを置き、本当に越冬できるのかハラハラしながら半年間見守りました。
そして春になり、だいぶ暖かくなってきた頃、サナギに羽化の前兆が見られたため慌てて室内へ移動。(ちゃんと生きていた!)
羽化は早朝の場合が多いようで、残念ながらその瞬間には立ち会えませんでしたが、朝起きて、羽を乾かしているアゲハチョウの姿を見た時は家族皆で感動しました。
砂糖水を与え、翌日、子どもたちの手で自然へ。
それからしばらく、外でキアゲハを見る度に子どもが「あれはうちのアゲハさんかもしれない!」と言っていたのは微笑ましかったです。
というわけで、とても楽しい体験だったので、今年も先日からまた里親を始めました!
来年の春、綺麗な姿と再会できる日が楽しみです。
(でもその前にまた毎日の雪かきかあ・・・)