333・「これが正しい使い方」
私は昔から「ウッドデッキのある生活」に憧れていました。木洩れ日の中、ウッドデッキでお茶を飲んだり、BBQなんて素敵ですよね。しかし予算的事情があり、作らずに代わりに木造の外階段をつけて、お茶を濁していました。ちなみにお隣の家には立派なウッドデッキがあり、時折うらやましく見ていました。
しかし先日、そのお隣の家の「ウッドデッキ」が倒壊してしまいました。やはり木造物ですので、寿命があるのですね。
「お隣さん大変だな!直すとなるといくらかかるんだろう?」と思いながら、何気にうちの庭を見ていたら外階段に異変が・・・階段面の一部に亀裂が入っているじゃありませんか。あれ?いつの間に・・・
パット見、横の一部だけのようです。しかしひっくり返してみると内部が腐ってきています。
さらに調べようと持ち上げたところ 「バキっ」と鈍い音が・・・ なんと崩壊してしまいました。
こりゃ困った!お隣さんも困ってるが、我が家も困った!さあどうしよう。しかしよく見ると構造自体は単純そうです。そこで自分で修理することにしました。幸い工具は ワカサギ釣りの氷穴開け用に 環境緑地課Sさんと共同購入した物があります。インパクトドリルではありませんが、なんとかなるでしょう。このドリル君 ワカサギ釣り以外では初の出番です。
問題は部材です。半分以上作り直しになるため、部材だけでもなかなかお高い。ホームセンターをかけずり巡り、執念で安い部材を見つけることが出来ました。
腐った部分を取り除くとこんな感じ 半分以上は作り直しですね。
最初は長いビスの扱いに多少苦労しましたが、コツをつかんできました。途中足りない部材が出ましたがあり合わせを加工して間に合わせ、なんとか組み立て完了
新旧の部材で 色がまちまち 塗装すればこの通り。まあ良しとしましょう。
この勢いで翌日、色のはがれてきた玄関ドアと柱 飾り椅子の補修と塗装もすることにしました。
やむを得ない理由から行ったDIY。充実感のある休日でした。なにより良かったのは、高価な工具が、ようやく「正しい本来の使い方」が出来たことが良かったです。ドリルも喜んでることでしょう。
今後も色々と作成してみたいと思います。しかし問題は予算。ひいては大蔵大臣との折衝次第ですがね・・・・。
総務部 S