58.『札幌とサイロと私♪♪』
北海道酪農といえば「牛舎とタワーサイロと広大な草地に牛が寝そべっている」イメージかと思いますが、そのタワーサイロは近年、バンカーサイロやビニール式バックサイロに替わり、取り壊されています。
昔の貴重なタワーサイロが札幌の身近なところに、まだまだ残されているのでご紹介致します。
- 近藤牧場 (住所:北区新川694-1)
利用しているお店の側で発見。市街地の中に広い草地と牧場があるのでビックリしました。
1915年(大正4年)牧場創業。木製サイロ(写真右)は1925年(大正14年)建築。
木軸にコンクリートを打ち込み、表面を下見板張りにしたもので大変珍しい構造との事。
また石造構造のサイロ(写真左)も同時に見ることが出来ます。
2. 旧馬場農場サイロ (住所: 厚別区厚別中央1条3丁目7)
子供と公園遊びをした際、サイロを発見。
1927年(昭和2年)建築。石造構造。
種畜生産と乳製品加工を目的に馬場和一郎さんが建設した農場のサイロ。
高さ9m、直径6.15mで当時最大級の規模でした。
今は団地の中でひっそりと佇んでいます。
この秋、皆さんも私と一緒に札幌のサイロ散策を楽しんでみませんか♪♪? (Y・Y)