この時期になるとタケノコが恋しくなります。

実家の裏山が竹林（孟宗竹）で４月、５月は毎日タケノコが食卓に並んでいました。

いつもタケノコの煮物ばかりで子供のころは嫌で仕方がなかったのですが、最近は無性に懐かしくて食べたくなります。

タケノコの成長は非常に早くて、その時期は毎日父とタケノコ掘りに行っていました。

取るのは楽しかったんですよ。

何度か実家から皮付きの生タケノコを送ってもらったこともありましたが、５年前から取れなくなってしまいました。

犯人はイノシシです。

土中のまだ小さいタケノコを食べてしまうからです。

たまに熊も食べにくるようですが・・・

東日本大震災の後、福島の避難区域などで繁殖し、溢れたイノシシが北上したようです。

私の子供のころにはクマはいましたが、イノシシは見たことが有りません。

田舎なので危険な野生動物（クマ、サルなど）が出没すると無線放送で知らせていましたが、イノシシの放送はなかったと思います。

ちなみに同じように震災後、ハクビシンも現れるようになり、柿やグミ、イチジクなどが食害されて庭先では梅しか取れなくなってしまったと母がこぼしていました。

来年はタケノコのために亥旦停止（猪、鹿の忌避資材）を設置するよう両親に勧めてみようと思います。

皆さんも旬のタケノコ食べてみて下さい。

イノシシの親子

ハクビシン

Ｙ．Ｓ