201・ラッコとSDGs
5月の連休に道東の浜中町にある霧多布岬にドライブに行きました。
当日の天気は晴れ、風は少し強く肌寒い気候でしたが絶好のドライブ日和でした。
ドライブの目的は野生のラッコを見ること。
そうです。霧多布岬には野生のラッコが生息していて運が良ければその姿を確認する事ができるのです。
霧多布岬の入り口
映画ハナミズキのロケ地にもなったと書いてあります
ラッコ見学の注意事項を促す掲示板
高鳴る気持ちを抑え、周囲の水面に目を凝らしながら岬の先端まで歩を進めます。
波間に浮かぶ物体5頭!野生のラッコ!(双眼鏡で確認したので間違いありません)
言葉にできない程、感動しました!!
1990年代に全国の水族館で人気者だったラッコは、ピーク時122頭から
現在では3頭に飼育数が激減してしまっているそうです。
主な生息地である北米のタンカー事故による海洋汚染などの原因により国際自然保護連合が2000年に絶滅危惧種に指定しています。
日本でもラッコオットセイ捕獲取締法で捕獲が禁止されています。
ラッコの主食はウニでウニは藻類をエサとして生きています。藻類は二酸化炭素を吸収するのでウニが増えれば藻類が減り間接的にCO2の吸収量が減ってしまいます。
SDGs目標14 海の豊かさを守ろう
海に浮かぶラッコを見ながらもっと生息数が増えてほしいと願い、改めて海洋汚染の原因であるプラスチックゴミを出さないようにと思った次第です。
機会があれば是非、自分の目で見て実感してみて下さい。
㈱北海道サンフーズ E.Y