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254.映像・画像とAI(エーアイ)について考える…のココロだぁ!

今年3月4日に登場したばかりながら、諸事情により4度目の当番を務めます技術普及課の「T村センセー」です。さて、2度目に投稿した「189.夢をカタチに、いつかはK.I.T.T.  GPT-Rider!」でご紹介しました新入Shine候補者(?)だったChatGPTさんですが、「人工知能という存在であり、人間ではありません」と自己紹介された様に配属先を何処にするのか?の問題もあったため、とりあえず、正式Shineは見送りまして、維持経費の発生しない非常勤Shineとして時々能力を発揮していただいています。
非常勤のため久々に仕事を要請しましたところChatGPT3.5さんがChatGPT-4o(ChatGPT4.0)さんへアップデートされていてイラストレーターとしてのスキルを身に着けて、その進化のスピードと対応力の向上には目を見張るものがあります。
この度の「いっぷく」では、ChatGPT-4oさんの能力を活かして久々に文章と画像の作成を試みました。

1.映画「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」の感想文(ChatGPT-4oによる)
2度目の投稿に倣って条件や制約を設け、関係するURLをいくつか指定した中で2回ほど感想文を作っていただきました。(仕事を依頼しているので、丁寧語です)
「そつが無く、整った印象」の文章で、内容としても大きくトンチンカンなハズレかたをしていない部分はChatGPT-4oさんの成長を感じますが、肝心の内容が「感想文」では無く、「あらすじ」や「作品の高評価(賛辞と美辞麗句)」ばかりですから、結果として目的は果たせません(読んでいてツマラナイ)でした。ただし、「人間の感情や判断を以って読者の心に共感する文章は、人間の担当分野だ…今のところ」と確信したところでもあります。
感想文はイマイチですが、イラストレーターとしては無敵状態かも知れませんので、ChatGPT-4oの心(エンジン)を持ったMicrosoft Copilotさんに「ゴジラ-1.0をイメージしたイラストを作成してください。」と依頼文章を打って、ウサイン・ボルトの100mスプリントタイム(記録)よりも短い秒数で4画像が作成されました。
因みに、イラストを依頼する前に確認した「ゴジラ-1.0をご存知ですか?」の質問に対しては、「はい、『ゴジラ-1.0』について知っています!この映画はゴジラ生誕70周年を記念して制作された作品で、2023年11月3日に公開されました。監督・脚本・VFXを担当したのは山崎貴さんで、戦後の日本を舞台に、ゴジラが再び現れるというストーリーです。
この映画は、視覚効果賞を受賞するなど高い評価を受けています。キャストには神木隆之介さんや浜辺美波さんなどが出演しています。
興味があれば、ぜひご覧になってみてください!他に知りたいことがあれば教えてくださいね。」と比較的新しい情報にも対応していました。

2.映画「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」の感想文(小生による)
Microsoft Copilotさんが解説されたとおり、本作品は高度で緻密なVFX技術を駆使した優れた娯楽作品です。まさに小生が生まれた1955(昭和30)年-1.0(マイナスワン)の1954(昭和29)年に第1作の「ゴジラ」が誕生し、Wikipediaによるとゴジラ -1.0は実写版として第30作目にあたるそうです。
全ての作品を鑑賞したわけではありませんが、物心ついてから観た重量感のあるモノクロのゴジラから始まり、カラー化(当時は「総天然色」と称していました)して軽くなり、時にはユーモラスに変わり果てたゴジラも出現しましたが、前作の「シン・ゴジラ」で行き着く所まで至ったのでは?と思わされたところに現れたこの「ゴジラ-1.0」は破壊・抹殺・消滅されたとしてもシブトク復活し続ける「ゴジラ細胞」の如く「我がゴジラ映画は永久に不滅です!」と言ったところでしょうか。
この作品の最も視聴する環境が整う場所は「映画館」である事は間違いないと確信しています。映画館での「大画面+大音響」は作品が伝えたいテーマをストレートに表現出来る欠かす事が出来ない要素だと実感しています。
然し乍ら、Amazon プライム会員である小生は、Prime Videoで無料配信されてからの視聴でございました。よって、1度の視聴の後にモノクローム版も視聴し、心に残った場面や伏線と感じられたシーンは複数回確認しました。
映画館での鑑賞ではほぼ不可能な視聴形態としてAmazonのストリーム配信は庶民の宝ではありながらも、「ささやかな非日常空間や、その空間を共有する視聴者の共感と臨場感」はプレミアム感を満足させるのですから、インフレや円安による諸物価高騰の中にあって経済的に厳しい前期高齢者ではありますが、高齢者ゆえの特典(映画鑑賞料金が、いつでも1,100円)を享受したいと思います。
(…とは言いつつも、40inchのLED AQUOS TV にPC用ステレオスピーカーとサブウーファーを接続していて、至近距離で鑑賞すれば、迫力だけはほぼ満足できる環境です。コレに最新の家庭用壁置き型プロジェクターを足せば、嘗て憧れていたホームシアターが構築出来るなぁ……とも考えているコストパフォーマンスを重視する庶民の老人で御座います。迫力や没入感に限れば、VRグラスでの視聴もありですね)

3.8Kミュージカル『ジョンマイラブ -ジョン万次郎と鉄の7年-』の体験談
上記で映画館での鑑賞を「実質的に否定している」と受け取られると承知しております。ただ、この度は更に発展が見込まれる映像形態の体験をしましたので、お伝え致します。
小生はFacebookのアカウントを持っていて、丁度ひと月前に次のイベント広告を目にしました。
『8Kで撮影された名作舞台を集めた「8K舞台映像フェスティバル」。2024年1月に東京・大阪・福岡で開催し大好評を博したこのフェスティバルの第2弾を、2024年6~7月に北海道・宮城・東京・愛知で開催します。
今回の作品は、ミュージカル『四月は君の嘘』(2022年上演、製作:東宝/フジテレビジョン)、『桜の園』(2023年上演、製作:パルコ)、ミュージカル『ジョンマイラブ -ジョン万次郎と鉄の7年-』(2021-2023年上演、製作:坊っちゃん劇場)の3作品です。
ロングショット・カット割りなしの高精細映像により、生舞台と同様の奥行きある舞台を楽しめます。役者の細かい演技や表情も楽しめるため、リピート視聴にもオススメです。
ぜひ世界で類のない《8K舞台映像》で、日本を代表する演劇作品を臨場感たっぷりにご堪能ください!! 』…如何でしょうか?このイベントは観劇に極めて近いものですから、映画館に足を運ばなければ体験出来ません。しかも、上映は2日間の2公演(?)のみです。

特別公演として開催されるため通常のチケット料金(1,100円)ではありませんが、滅多に無いチャンスですから、迷いながらも行って参りました。





鑑賞後の感想です。当然の事ですが、ヴァーチャルの観劇ですから映画の様なカット割、カメラワークなどはありませんから、舞台のどの部分を見るのかはお客様の勝手です。ダイナミックな動きはありませんので、ある意味では「疲労感が少ない」です。8K(解像度は、ディスプレイやテレビなどで使用される超高解像度の一種で、横7,680ピクセル、縦4,320ピクセルの画素で構成されています。総画素数は約3,318万画素で、フルハイビジョン(フルHD)の約16倍、4Kの約4倍の解像度を有しています。)ですから、700インチのスクリーンに映写(?)しても粗い粒子感は全く無い(…と理論上は説明されています)ので、頭では理解しているつもりですが、ほとんど実感はありませんでした。細かな部分を確認するためにオペラグラス・双眼鏡の類を持参すれば良かったとプチ反省です。
音響については「観劇モード」に対応していないと思われ、高音域が耳障りでしたから、ほとんど「手で耳を塞いで」いました。この点については、チューニングをきちんとしなければ、ミュージカルとしては大失敗だと思います。
そして、ストーリーは良かったと思いますが、もしも出演者が「劇団四季」だったら……という想いも脳裏をよぎりました。宣伝が殆ど無い状態での上映(上演?)でしたので観客総数は僅かに6名というのも強く心に残る思い出となりました。
今後も機会があれば体験したいと思いますし、この分野が更に発展する事を期待しています。

以上、例によって性懲りも無く長文ブログとなりましたが、何かの参考になれば幸いです。
※タイムスタンプが印字されていない画像は、Facebookの「8K映像演劇」より引用しました。

ソリューション部 技術普及課 T村センセーション

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