ホーム > 日の丸通信 > 平成26年度 日の丸会クロロゲン部会現地検討会(空知地区)が開催されました。

  • お知らせ

平成26年度 日の丸会クロロゲン部会現地検討会(空知地区)が開催されました。

平成26年7月24日~25日の2日間で、クロロゲン部会現地検討会を岩見沢・美唄地区で開催しました。
岩見沢地区のタマネギや、美唄地区の大豆を中心に現地を視察。
今年は6月上旬から2週にわたる降雨や、その後の干ばつ、日照不足等により生産者の方は非常に栽培管理に苦労されている様子であり、葉面散布剤の効果が顕著に現れた検討会となりました。
この他にも、月形町の花卉農場でのカーネーションのハウス栽培・液肥の効果や、三笠市の山崎ワイナリー様の圃場を視察しました。
山崎ワイナリー様におかれましては、栽培責任者(ご子息)よりブドウの作り方と、葉面散布剤(クロロゲン・アミクロ)の有効な使用実態について的確な説明がありました。また山崎社長より北海道でのワイン造りについての苦労や熱い想いなど貴重なお話を頂き、全員で美味しいワインの試飲をさせていただきました。
───・───・───・───・───・───・───・───・───・───・───・───
・岩見沢 A農場 玉ネギ比較調査
クロロゲン散布区が慣行区に比べて重量・径長の約16%の差があり農場主も大変満足
・山崎ワイナリー様 視察風景
圃場の土壌条件がそれぞれ異なるために、均一な粒と糖度、
さらに収穫時を一定にさせるため、樹の状態を見ながらクロロゲン赤や黄を使い分けて、
ブドウの生育を同じように整えて行くという苦労話と、
クロロゲンの活用ポイントをお聞きしました。尚土づくりとブドウのミネラル補給に
テンポロンと富山産貝化石を土壌によって使い分けての土づくりを行っている。
・山崎ワイナリー様 山崎社長
農産物の価格を自ら決めるのが大切であり、6次化産業へ取り組んだとの説明
・美唄 T農場 大豆圃場視察風景①
土づくりと栽培技術力や機械の改善にも取り組んでおられる篤農家さん
・美唄 T農場 大豆圃場視察風景②
クロロゲン区が他区に比較して莢付が一定であり、
ばらつきが少ないため均一な収量が可能と思われる。農場主も満足しておられた。
・美唄 M農場 大豆圃場視察風景①
・美唄 M農場 大豆圃場視察風景②
クロロゲン区は、節間が短く茎が太い。また花芽もそろっている。
葉が立葉しており受光体制は随分よい。
慣行区は、草丈は大きいが細く葉が柔らかく弱々しい。
・研修会風景
新篠津村の研修場で参加者全員での検討会を行い
これからの農作物管理への対策を討議した。
特に若い人からの発言が多く大いに盛り上がった。

記事一覧に戻る